本物に触れる

 各界の第一線でご活躍されている方をお招きして、進路講演会を行いました。専門的なお話やものの考え方、そのお人柄にふれることができ、たいへん貴重な経験となりました。

「チャレンジ」  出木場久征氏(リクルートホールディングス代表取締役社長兼CEO)

 7月7日(金) 本校生徒ホールにて

 本校の卒業生である出木場久征氏をお招きしての講演会。座談会形式で、高校2年生が感じている、世の中や将来に対する疑問についてざっくばらんに答えていただきました。「好きなことを武器にする」。「やってみないと分からないから、とにかくチャレンジしてみる」。『日本』という枠組みに囚われずに自由に発想してみる」。シンプルながらも力強い言葉に、生徒たちは胸を熱くさせていました。

「みんなで未来を拓いていこう」  加藤泰浩氏(東京大学工学部長)

 7月8日(土) 鹿児島女子短期大学多目的ホールにて

 中等部生とその保護者を対象に、東京大学工学部長 加藤泰浩先生にご講演いただきました。ご自身の来歴をユーモアをふんだんに織り交ぜながら話をされる加藤先生のお話に、生徒たちはどんどん引き込まれ、あっという間の90分間でした。今後注目の学問分野もご紹介いただいたことで、「大学に行って研究したい!」という生徒たちの進路意欲が大いに高まりました。

「21世紀に羽ばたくための学習法」  ピーター・フランクル氏(数学者)

 7月19日(水) 宝山ホールにて

 TV等でもおなじみの数学者で大道芸人のピーター・フランクル氏に、ジャグリングや数学パズルなどをまじえて、日本人の良いところや、これからの世界を生きるために、専門家になろう、論理的思考力やコミュニケーションスキルを身に着けよう、また自分自身が人生の「主人公」となって生きていこうということを楽しくわかりやすく講演していただきました。生徒たちは、笑ったり、驚いたり、頷いたり、とても有意義な時間を過ごすことができました。