講演会

卒業生講話  増留 流輝 氏 厚生労働省DMAT事務局/本校25期生(2017年3月卒業)

 5月30日(金)、厚生労働省 DMAT(災害派遣医療チーム)事務局の増留流輝さん(25期 卒業)を招聘して、「やんちゃだった僕が、 災害現場で“人間力”の大切さに気付いた話」という演題のもと講演会を開催しました。

 まずは、医療活動や人員派遣、支援物資の調整などを行う DMAT 活動に携わるようになった経緯について、赴任当時の映像を振り返りながら、紹介してくれました。講演の中ほどからは、能登半島地震災害支援活動の現場で、副本部長として情報収集に努めながら、人命救助のために最優先すべきことを決断してきたこと、なかでも、医療資源を最高効率で使い、最大多数の傷病者を救命するための冷静な判断がいかに難しいものであるかを、語ってくれました。

 生徒たちは、先輩の過酷な災害現場での体験談を真剣な眼差しで聞き続けていました。自ら考え、判断し、行動することの「大切さ」と「難しさ」を感じたのではないでしょうか。

 具体的な実例に基づく、大変貴重なお話、本当にありがとうございました。

進路講演会  毛利美佳 氏 河合塾学校教育サポート本部 西日本営業部 部長

 6月4日(水)、河合塾学校教育サポート本部の毛利美佳氏を講師に迎え、高等部進路講演会を学年別に開催しました。

【演題】
 高1:【未来のことを考えよう! ~文理選択のポイント~】 
 高2:【スタートを切ろう! ~今から始める受験準備~】
 高3:【今からでも間に合う! ~現役生は最後まで伸びる~】

 高1生には、「文理選択のポイント」について、高2生には、「現役合格に向けて、授業をベースにしっかりと学習習慣を確立すること」について、実際の大学入試や実例を交えてお話いただきました。高3生には、大学入試の最新情報を踏まえ、今後のやるべきことを的確にアドバイスしていただきました。生徒たちは、みな熱心にメモを取りながら聴いていました。講演の終わりには、「ポジティブシンキングで最後まで諦めずに、挑戦することを楽しもう」とエールを送っていただきました。

 生徒、職員にとって大変有意義な時間になりました。貴重なご講演ありがとうございました。